水晶体は、水晶体嚢という膜に包まれ、何重にも層をつくっている線稚からできている。加齢によって、水晶体の外側に新しい線維が包むように増えていき、古い線維が内側に押し込められて、だんだん水晶体に弾力がなくなってくる。
このようにして、水晶体の調節力が衰え、近くにあるものにピントを合わせづらくなった状態が老視である。症状としては、薄暗いところでは新聞などの細かい字が読みにくくなったり、グッとあごを引いて目から離さないと、見づらくなったりする。そのまま放っておくと肩が凝ったり、目が重くなったり、額の辺りの頭痛、頭重が起こるなど、いわゆる眼精疲労の症状に悩まされることになる。