現在、眼鏡をかけている人は、全国で約4000万人といわれている。使用目的多くは、乱視、遠視、近視などの屈折異常の矯正のほか、治療のためのプリズムやサングラスなどの特殊眼鐘装用、老視のためなど。眼精疲労の解消や調節性内斜視の治療のために使用する場合もある。
色々な検査をし、目的に沿った眼鏡を選ぶ事が必要である。まず屈折横査を行うが、屈折検査には他覚的屈折検査と自覚的屈折検査があり、他覚的検査では検影曲率法、オフサルモメーターで角膜曲率半径の測定を、(オート)レフラクトメーターによって屈折度を計測する。
また必要に応じて、調節マヒ剤の点眼を使用して検査する場合もある。
次に、以上の他覚的屈折検査の結果を参考に自覚的屈折検査を行うが、これは検眼レンズを色々交換して測定するものである。
屈折検査を行って、さらに装用テストで片目および両目の視力をチェックし、数十分装着して頭痛や眼精疲労が生じないか、物がゆがんで見えたり足元が不安定でないか、などを確認する。
眼鏡フレームは材質や機能がよくて軽いこと、その人の顔立ちに合って好感がもてること、長期間使用しても快くはっきり見えることなどがチェックポイント。
眼鐘をかけ始めて1~2週間は、だれでも違和感があるが、しだいに慣れてくる。見にくい場合や2週間以上も違和感がある場合は、再確認をすること。
眼鏡を使用するにあたっては、いつも清潔に保つ、取り外しは両手で持って行う、レンズ側を上にしておく、使わない時はハードケースに入れて保護するなどの注意を忘れないようにすること。