斜視(やぶにらみ)の症状・原因

あなたの目は健康ですか?
人は外部からの情報の約8割を目に頼っていますが、昨今はパソコンの利用で目を酷使したり、エアコンで空気が乾燥していたりと、目にとって過酷な状況が続いています。
環境や姿勢、食生活などを見直し、いつまでも健康な目を保ちましょう。

斜視(やぶにらみ)の症状・原因

斜視(やぶにらみ)の症状として、ときどき眼位ずれの起こるものを間欠性斜視(斜位)、常に眼位ずれのあるものを恒常性斜視、1日おきに起こるものを隔日性斜視と呼ぶ。

その他、遠くを見るときにだけ斜視になるものや逆に、近くを見るときにだけ斜視になるものなどがある。上下の眼位ずれのときには頭を傾けることが多く、筋性斜頸と間違えらることがある。その中で、6カ月以前に起こるものは先天性斜視、また、1才以前に起こる斜視を乳児斜視という。また、片目のみ斜視になるもの、あるいは交代で左右の目が斜視になるものがある。

斜視のなかには目の病気があって、そのため視力が悪くて斜視になるものもある。斜視があると、斜視眼からの情報は抑制されるため、元々正常に見える目でも次第に弱視になってくる。また、斜視のなり始めには、物が二つに見えるので片目をつぶる仕草をすることもある。交代性の斜視には、弱視は起こりませんが、融像能力(左右の目で見た二つの像を一つにする働き)がなくなったりする。これらの障害は早期に斜視が起こったものほど、また、当然、治療を始めるまでに間があったものほど重く、治療が難しくなる。

原因としては、神経支配の異常によって起こるもの、眼筋などの発育異常によって起こるもの、眼筋のマヒ(先天性および後天性)によって起こるもの、などがあげられる。
また、出生時に起こる低酸素、分娩外傷、無酸素なども斜視を起こす要因とされており、幼児期に高熱を伴う全身的な病気にかかったり、頭部外傷、あるいは心理的な問題から斜視が起こることも知られている。